ドライクリーニングとは

ドライクリーニングには、皮脂などの油汚れ効果的に取り除く他、風合いを守り方崩れを防ぐ、色落ちしにくいなどの効果があります。ドライクリーニングは水に弱い衣服を水の影響から守りながら原型を損なうことなく美しく洗い上げる方法です。ドライクリーニングに適した衣服は、スーツやセーターなど、主にウールやシルクなど水に弱い繊維素材の物です、
たとえばウールなどの繊維は、水につけるとふやけた状態になります、この状態の時に洗うと言う物理的な力が加わるとふやけた繊維が絡まってフェルト化し、縮みや型くずれを起こします。シルク製品も同様に枝毛が出来たようになって、毛羽立ってしまいます。
ドライ溶剤は水と違って繊維の奥深くまで浸透しない為、繊維がふやけたり、毛羽立ってしまうことはありません。また体の油脂分や排気ガスに含まれる有機物、油性物質の汚れは水に溶けない為、ドライクリーニングが有効です。
家庭で気軽に洗濯できる物として、綿やポリエステル素材が上げられますが、高級綿やファッション性の高い衣類は家庭で洗うのは無理です。またポリエステルは親油性の素材なので体の皮脂などの油性物質を吸着しやすいと言うことです、水洗いだけではなかなか油性の汚れを落とすことは出来ません、Yシャツなど、ポリエステルと綿の混紡素材が洗濯を繰り返すたびにだんだん黒ずんでくるのはそのためです。家庭で洗濯する物も、数回に一度はドライクリーニングすると、見違えたようになります。

テトラクロロエチレン安全データーシート  

ドライクリーニングは1849年フランスの仕立屋ジョリー・ボランが発明しました。
油性の汚れがテレピン油で落ちるのを発見し、その仕組みを利用し開発した洗浄法です。
今日使われている溶剤は、石油系溶剤とパークロロエチレンの二つです。
二つの溶剤を比べると、石油系はマイルド、パークロロエチレンは強力タイプ、となります。
当ミスターランドリーはパークロロエチレンを使用しています。



ミスターランドリーのドライクリーニングはプロのクリーニング店が使用する、ドライクリーニングの機械をコインで作動するようにし、皆様に手軽にドライクリーニングが安く、早く出来るシステムです。ただ溶剤に使用している、パークロロエチレン(テトラクロロエチレン)は使用法を間違えると危険な物質なので、使用法を守り安全にお使い下さい。